いい歳してなんだろね

田辺マモルさんのブログにのっていたピノの成分チェッカーを僕もやってみようと思ってラムレーズンのピノを買って食べた。ラムレーズンの味がよくわからなかった。レーズンが入ったものといったらマルセイのバターサンドを食べたいよ。北海道じゃなきゃ買えないものね。さて、成分チェッカーで本名と番号を打ち込んで出てきたのは僕は「少年のような心」で出来ているそうな。いい歳して少年だなんて笑っちゃう。だってもう若さってあんまり興味ないの。若返りたいなんて思わないの。おじいさんみたいになりたいの。よく訳分かんないけど、枯れてしまいたいのだ。本当はいつのまにか歳ばかりとっちゃって、見た目はずいぶん変わったんだろうけれど、でも、考えていることや思うことは小さい頃から何にも変わることがなくて、ひとりっきりで空っぽのままなのがやり切れないのだけど。

昨日の仕事帰りに閉店ギリギリのタワーレコードに行った。早川義夫さんの「I LOVE HONZI」を買いたかったから。昨日の夜中はもうひたすら、早川義夫さんの「I LOVE HONZI」を聴いていた。アルバムタイトルでもあり最後に入っている「I LOVE HONZI」という歌は早川義夫さんとHONZIさんの最後の競演だったライブの録音で僕はこの日にこの歌を生でを聴いてたんだ。早川義夫さんの歌はこの時はじめて聴いたんだけど、いっしょに演奏する人を心から信頼していて、そのいっしょに演奏する歌がその人のために作ったある意味ラブソングで、そういうのって照れてしまってなかなか出来るもんじゃないって思ったりするけど、早川義夫さんの歌は全然迷いがなくて力強くてまっすぐで僕はただただ心を奪われていたんだった。僕なんかじゃなくて早川義夫さんの成分がきっと「少年のような心」で出来ているんじゃないだろうか。HONZIさんが亡くなって一年が経ったのですね。
昨日はおおはた雄一さんの新しいアルバムも出ていたからそれも迷わず買った。4月だったっけな?前に見たおおはたさんのライブのときこれからニューヨークに行ってアルバム作ってくるって言っていたのがこのアルバムなんだろうな。あまりにゴタゴタしたことがたくさん起きて本当に嫌だったんだけれど、今日は今月初めて仕事を休んだ。お昼過ぎに家から出掛けておおはた雄一さんのインストアライブを見に行った。やっぱり僕はおおはた雄一さんの歌の雰囲気がとても好きだ。ギターの演奏もとてもカッコいいし、やっぱり生の演奏と歌をたくさん聴きたい。サイン券があったからアルバムジャケットにサインをしてもらった。サインをもらっている時おおはたさんから「ギターをやっているんですか?」って声をかけられた。僕は力強く「はいっ!」って答えられたら良かったけどそんなふうには答えられなかった。
新宿から渋谷まで歩いた。渋谷で佐野遊穂さんのサンキュー!後で久々のハンバートハンバートのライブを見た。やっぱり大好きなバンドだ。今回は4人編成のシンプルなバンドスタイルでアメリカンロックな雰囲気だ。でも大好きな「メッセージ」という歌のこの日のアレンジはまるでfairground attractionの「perfect」みたいで最高にごきげんだった。遊穂さんのMCも良成さんの掛け合いもとてもおもしろかった。ハンバートハンバートのことはやっぱり大好きだ。

I LOVE HONZI

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Music From The Magic Shop (プレミアム・エディション) 初回生産限定盤

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まっくらやみのにらめっこ

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