i need you so much closer

テレビはあんまり見ないのに惰性でずっとケーブルテレビに加入してしまっていたのだけど無駄なお金をずっと垂れ流しているようでいけないなあと思いついに解約してチューナーを撤去してもらった。業者が出て行くとひとつ機械がなくなったついでに少し部屋を片付けたりする。洗濯したり布団を干したりしていると南向きの窓からは異常なほど強い暑い日差しで二月だとは思えない気候で暑くて汗が流れてきたほどだ。普通に体は動くけれど腰の痛みの違和感が1ヶ月以上続いていてなんか嫌だなあとここのところずっと思っていたんだけど部屋を片付けている時もやっぱり違和感があって嫌だった。そんな部屋ではこのあいだ読んだ野中柊さんの小説に出てきたBrian Enoの「空港のための音楽」というアルバムを聴きたくて昨日の帰り道に手に入れてきたのでその音楽をずっと流していたんだけど何にもじゃまにならない気にならない音楽で不思議な感じで癖になって何度もリピートした。これ結構好きかも。Brian Enoは何となく難しくて高尚な雰囲気って勝手に敬遠していたので実は初めて耳にした。日差しですっかりと乾いた洗濯物を取り入れてからDeath Cab For Cutieのライブを見に行った。腰も痛いし立って見るライブはちょっとどうかななんて思って迷っていたんだけれど去年のサマーソニックで見たライブのことを思い出すとフルサイズの単独公演はやっぱり見ておきたいと直前にチケットを手に入れたのだ。Death Cab For Cutieはロックバンドとしてまとまりのある演奏の素晴らしさも魅力だけれど僕はやっぱりベンのボーカルの存在感が好きで歌がしっかりと届いてくるのがいいと思っている。やっぱり見にきて良かった。ベンがアコースティクギターでひとつ前のアルバムに入っていた弾き語りの歌も披露したけれどやっぱり歌がいいのだと思う。最後に演奏した曲は(サマーソニックでも最後に演奏したんだけれど)エンディングにふさわしい壮大な曲で「もっとそばに君が必要なんだよ」というフレーズのリフレインがしばらく耳にこだましているだろう。

Ambient 1: Music for Airports

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Transatlanticism

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