火の用心

パンダ?

提出物をなんとか予定通り納めたり打ち合わせを済ませて今日は早めに家に帰りました。三日月が見えていました。帰り道に袋に入ったオレンジを買って帰りました。袋を開けてオレンジを二つ食べました。それからオレンジの皮の中にろうそくを入れて火を灯して電気を消して歌を聴きました。そんなふうにしていたら、つい、うとうと眠っていました。起きてもまだろうそくの火は消えていませんでした。寝てしまうなんて危なかった、火事とかになってなくてよかった、疲れてたのかなあ。そうして4時間半くらい経ってさっきろうそくの火は消えました。数日前にメールをいただいた中に書かれていた、実際目の当たりにしたという、うつくしいという海の景色、そしてその後ろに広がるという悲惨な光景のこと、それは文字だけで、実際の目で見たわけじゃないのでその景色のことを僕はちゃんとわかっていないです。それを目の当たりにした人たちの気持ちになんてなることはできないけれど、それでも少しだけでも鎮魂だとか冥福だとかを思ったりして灯籠に見立てたオレンジのろうそくの火を灯して小さな祈りを込めて歌を聴こうと思ったのです。そしたらつい、寝てしまった、結局、僕にはなんにもできないのだなあ。