気分のいい温度

この間、長野県のシンガーソングライター上原貴之さんの歌を聴く機会があったのだけどとてもいいなと思いました。ライブが終わってくつろいだ時間に池の上陽水さんの話になって、「花の名前」という歌のカバーを歌ってくれてそれも素晴らしかったのです。ライブ会場だったカフェに一枚だけあった「それの一つ」というアルバムを買って聴いてみたのだけど、すごく地味なのだけど、それがじわじわと強い印象を残して体に染み渡っていく感覚で繰り返し聴いています。水の中を泳ぐ魚の感覚を歌っているようなうたで、気分のいい温度に包まれたいと歌っているけど、そんな気分のいい温度を貫いているような歌だからとても地味なんだけど心地いい居場所を見つけたみたいに何度も繰り返し聴いてしまいます。