思い違い?

ノンストップ・ガールというのが日本での映画のタイトルなんだけど果たしてぴったりなタイトルかどうか?原題はCommittedというのだけど辞書で調べるとなんかいろいろな意味があってどの意味かなと悩んでしまう。たとえば「約束する」という意味があってこの映画の主人公は結婚式で誓った永遠の約束というのにとてもこだわって、自分のもとから離れていった夫を追い求め旅に出る。だから約束するって言うのがタイトルの意味でも間違いない気はする。
「献身的」と意味でも主人公は自分はつくすタイプだといっている通りあてはまる。「自分の立場を明らかにする。」というような意味もあるようで思い込んでいたことで失いかけそうになった自分を取り戻すという感じ、これって思い違い?と気付く瞬間そんな感じもしました。
この映画はCALEXICOがサントラを手がけていてそれがとても渋くカッコいいインストもので気になって見てみたのですが、とってもいい映画だった。
それにヘザー・グラハムがとてもキュートだ。
なんか監督してるリサ・クルーガーという人はジム・ジャームッシュの映画のアシスタントしていたり、「のら猫日記」の監督だったみたい。
ふとした瞬間にとった行動が実はつながっているんだと思えるような出来事があるならそれって素敵なことだと思うんです。
映画はこんなコメントで幕を閉じていきます。

世の中には思い切りのいい人がいる
すべてを投げ出してエイヤッとばかりに
崖からジャンプ
そういう人は単なるバカか
勇気のある人か
異常か
それともとんでもなく幸運な人か
それこそ見方によるんだと思う

ノンストップ・ガール

ノンストップ・ガール