昨日の夜には読み切れなかった、福永武彦著「忘却の河」にはすっかり引き込まれてしまって、今日読み終えたけれど生きて行くことの淋しさを思ったりしています。続けて枡野浩一著「淋しいのはお前だけじゃな」を読んで淋しい気分が増長されました。 今日のス…

ちょっとロックな音楽を聴きたい気分だったのでこんな音楽を聴いた。 Violent Femmes-Blister In The Sun rocket scienceという映画のサウンドトラックで知ったバンド。アマゾンで注文していたのが届きました。80年代のレコードでした。 Los Campesinos!-You…

出張で新幹線に乗る前に寄った駅の本屋で野中柊さんの文庫本が出ていたので買って読んだ。「ガール ミーツ ボーイ」というタイトルだから何となくありきたりな恋愛小説かというふうに思わせておいて、実は小学生の男の子とそのお母さんの話でした。そんなふ…

四国へ出張に行く飛行機に乗るために行った羽田空港の本屋で手に取った格闘家だった（格闘技に興味がなくて一度も戦っているその姿を見たことがないのだが、、）須藤元気さんの文庫本「幸福論」は四国の８８カ所のお寺を巡る旅について書いたものだったので…

時空を超えているのかな。湯本さんの文章も植田さんの絵もいいなあ。わたしのおじさん作者: 湯本香樹実,植田真出版社/メーカー: 偕成社発売日: 2004/10/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (19件) を見る映画とは直結したイメージにはな…

ミムラの絵本日和作者: ミムラ出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2007/12メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 20回この商品を含むブログ (17件) を見るいま、この瞬間も愛してる (ヴィレッジブックス)作者: イーサンホーク,Ethan Hawke,雨海弘美出版社/メーカ…

残業で終電にのって家に帰ると郵便受けにはめちゃくちゃうれしいお土産が届いていました。それをパソコンで見ていてもう朝方でした。すごくギターを弾けるようになりたいと思いました。穴のあいたタカミネのギター。本当にいい映画だなあって思います。ヘビ…

新しい年になりました。雪が降り続いています。雑煮を食べたり、年賀状を書いたり、散歩がてら初詣に行きました。あまりに寒くて今年初めてコートを着ました。寒い雪からちょっと逃れて喫茶店に入って甘酒を久しぶりに飲みました。甘酒は小さい頃ちょっと苦…

欲しいなあと思っているものを眺めに行った。さわってもみた。いいなあ。どうしようかなあ。続けれるかなあ。 渡辺勝さんと松倉如子さんのうたを聴きにいく。いつもは松倉如子さんのうたがメインのライブだったけれど、今日は渡辺勝さんのうたもたくさん聴い…

絵描きの植田さん たりないピース２絵描きの植田さん (新潮文庫)作者: いしいしんじ,植田真出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/11/28メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (41件) を見るLove,Peace & Green たりないピース2作者: …

佐伯一麦さんの小説を久しぶりに読んでとても感激した。あんちゃん、おやすみ (新潮文庫)作者: 佐伯一麦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/11メディア: 文庫この商品を含むブログ (4件) を見る

さだまさし著「解夏」読了。「解夏」「秋桜」「水底の村」「サクラサク」の４編の小説を収緑。泣きそうになる場面がたくさんあった。解夏 (幻冬舎文庫)作者: さだまさし出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2003/12/01メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 85回こ…

ほしよりこさんの漫画「僕とポーク」これとてもいい。すごく好き。僕とポーク作者: ほしよりこ出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2007/12/06メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 78回この商品を含むブログ (124件) を見る

いしいしんじ著「東京夜話」読了。東京の街に落っこちている不思議ないくつかのお話。東京夜話 (新潮文庫)作者: いしいしんじ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/11/28メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 14回この商品を含むブログ (88件) を見る

長嶋有著「泣かない女はいない」読みました。おもしろかった。レゲエのあの歌からきているタイトルなんだな。僕の好きな歌。名前が女性のような作家だけれども男性だ。でも女性が主人公の小説ばかり書いている。まるで女性作家が書いているようにしか思えな…

生まれる森 (講談社文庫)作者: 島本理生出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/05/15メディア: 文庫 クリック: 4回この商品を含むブログ (74件) を見る失恋した女の子が再生していく話。間宮兄弟 (小学館文庫)作者: 江國香織出版社/メーカー: 小学館発売日: 2…

楽隊のうさぎの続編とはちょっと違うけどつながっている話。これもおもしろかった。うさぎとトランペット (新潮文庫)作者: 中沢けい出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/06/28メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (11件) を見る

とてもおもしろい本でした。ブラスバンドのような経験はありませんが、小学校の頃の音楽会のための合奏の練習や合唱の練習とか、情熱的な音楽の先生のことを思い出したりしました。６年生のとき卒業生全員の合唱練習でいつもダメだしされていました。僕は悔…

いしいしんじ著「トリツカレ男」読みました。 ジュゼッペとペチカの作る綿菓子みたいな湯気があがるというごくふつうのふわふわパンを食べたい。 「トリツカレ男」は演劇でやるみたい。ちょっと気になってます。 演劇集団キャラメルボックス2007クリスマスツ…

朝は早く目覚めたら、とても気持ちいい天気で洗濯をしてベランダに洗濯物を干した。寝っ転がってカレル・チャペックのエッセイ「チェコスロヴァキアめぐり」や山川直人さんの漫画「コーヒーをもう一杯」をおもしろいなあって思いながら読んで過ごしていたら…

最近は曇り空ばかりだ。飛行機に乗って雲の上を飛んでいるとそこにはちゃんと青空が存在していて、下の方には隙間ひとつなく一面の白い雲が覆われているものだからまるで雪に覆われた平坦な大地がどこまでも続いているようだった。飛行機や電車の移動中にす…

残業帰りの満員電車。会社員男２人と女１人が大声で会話していた。女「今日さ女子高生にすげー足踏まれてさあ。」男１「スカートまくり上げてやれー。」男２「そんで写真撮って言うこと聞かなきゃ絞めてやれー。」大声でなんちゅう会話だ。僕はこの世界から…

JASON FALKNERのタイトでポップなロックンロール、カッコよかったなあ。I’m OK...You’re OKアーティスト: ジェイソン・フォークナー出版社/メーカー: NOISE McCARTNEY RECORDS発売日: 2007/04/18メディア: CD クリック: 3回この商品を含むブログ (14件) を見…

旅に持っていって読んだ本。宮崎あおいさんと宮崎将さんの俳優兄妹によるインド旅行記。ピースというのは欠片とかそういう意味と平和とかの意味の二つをあらわしているんだそう。本当は世界最貧国といわれるバングラディッシュを訪れる予定がテロのため断念…

お昼休みにピノを買って食べようと箱を開けたら星形の願いのピノが入ってた。だからってどういうわけではないけど、ちょっと喜んでみたりね。どうでもいいですよ。ニュースを見てなくてそういう話題があったかもわからないけれど、「夕凪の街 桜の国」だった…

MIGHTY QUINNという男女デュオのアルバムジャケットはまるでBob Dylanの「THE FREEWHEELIN'」「Bringing It All Back Home」なんだよなあ。えっと、漫画の話です。山川直人さんの「口笛小曲集」はなんだか切なく染み入るメロディで夜道に流れてきたそんな口…

ペーパームービー (講談社文庫)作者: 内田也哉子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/05/15メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 4回この商品を含むブログ (26件) を見る出張の電車に乗る前に本屋で買って車中で読んだ。ペーパー・ムーンって映画が大好きで…

ヨモギ・アイス (集英社文庫)作者: 野中柊出版社/メーカー: 集英社発売日: 2007/04メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (18件) を見る野中柊さんの小説は面白いなあ。ほとんどたった一日の出来事を思ったように書いているような感覚です。文庫…

ニュースでグラスゴー空港がテロとか流れているのを見たら、グラスゴーというのにやたら反応してしまう自分がいます。夕方、新幹線の車中でモスバーガーで売っているバナナストローで500mlの牛乳を飲みました。濃いバナナ、薄いバナナ、牛乳、薄いバナナ、濃…